三大流星群の1つ「ふたご座流星群」が、12月14日(日)午後9時ごろにピークを迎えます。深夜になると下弦の月が昇ってくるため、日没後の観測が適しているとのこと。街明かりが少なく空の条件がよければ、1時間あたり20~30個ほどの流星が見られるそうです。
▽ ふたご座流星群 | 国立天文台(NAOJ)
毎年ほぼ一定して多くの流星が見られるふたご座流星群は、条件がよければ1時間に100個ほど観測できることもあり、年間最大の流星群といわれています。一般的な出現時期は12月5日~12月20日ごろで、極大は12月14日ごろ。放射点のあるふたご座はほぼ一晩中見えているものの、夕方の早い時間帯はまだ放射点が低いため、午後9時からの観測が好条件となるそうです。
▽ https://www.youtube.com/watch?v=lbUs1ny0Cug#t=42
流星電波観測国際プロジェクトによると、2014年の日本における観測条件は「まずまず」とのこと。見る方向は「月が視界に入らない方向」かつ「市街地ではない方向」がいいそうです。日付が変わるまでは月明かりがない状態のため、なるべく多くの流星が見たい場合は、街中を離れ空の暗いところで観測するといいでしょう。