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侍の甲冑みたいな自転車、京都の自転車ベンチャーが販売へ



http://azuchi-mbc.jp/index.html

AZ7は、8段変速機を搭載したシティクロスバイクです。ハンドルには兜(かぶと)の角のような「ブルホーンバー」が採用されており、フレームには振動に強くて耐久性もある「クロモリ素材」が使用されています。ck2はアルミニウム素材のミニベロタイプで、折りたたみが可能です。7段変速機も搭載。

本格的に楽しみたい人より、気軽に街で乗りたいという人をターゲットにしているというこの2機種は、細部へのこだわりが感じ取れます。付属する真ちゅうのベルは、富山県の鋳物ブランド・能作とコラボレートしたもの。差し色として使われている黄金色はアルマイト加工によるもので、さび防止の効果もあるそうです。

株式会社MBC|トップ

価格はAZ7が64,000円(税別)で、ck2が55,000円(税別)。下記のような熱の入った解説にも注目です。

野望と夢想と戦略の時代の革新者たち。
私たちは、その中の一人とともに、新しいシティビークルを創造したいと願い、数えきれない困難を乗り越えて、再び、四百四十年後の世界に帰ってきたのです。二台の、逞しく無口な悍馬とともに。

私たちの作品、AZ7とck2との乗り手は、これまでのサイクリストとは、やや異なる人々なのかもしれません。
その人たちは、まちの物語とみちの歴史に思いを馳せ、時空のふとした裂け目に、もうひとつのNIPPONを見る幻視者たちです。

これまでの独りよがりに高品質と高スペックを追求する「Made in Japan」に一石を投じ


https://www.youtube.com/watch?v=mZRdtnlvMQs

文: 文月聡

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