芸術と銭湯の関係や可能性を探求するアートイベント「京都銭湯芸術祭二◯一五」が、京都市内の銭湯9店舗で開催されます。参加するアーティストは銭湯を創作のプラットフォームとし、そこに関わる人々に介入しながら作品を生み出していくとのこと。鑑賞料は銭湯の入浴料を兼ね、番台で支払います。期間は4月18日(土)から5月17日(日)までです。
▽ 無題ドキュメント
▽ 公衆浴場業組合 | 京都府生活衛生営業指導センター|Kyoto SeeL
銭湯は、さまざまな人が集まる社交場という役割を持つだけでなく、地域の特性が反映される場でもあります。今回で2度目の開催を迎える京都銭湯芸術祭は、銭湯とアートを結ぶことで、双方の新たな展開を探っていくとのこと。芸術作品の数々は、心も体もじっくりと温めてくれそうです。
会場となる銭湯は、京都市内にある以下の9ヶ所です。
中京区:玉の湯、錦湯
左京区:東雲湯、東山湯温泉、平安湯
東山区:新シ湯、大黒湯(山城町)、旭湯
上京区:堀川団地(上長者町棟)535号室
参加アーティストは、公募で集まった11組、京都銭湯芸術祭実行委員会のユニット1組、招聘(しょうへい)作家1組の全13組。銭湯を掃除して風呂を沸かした後に参加者全員で入浴する「風呂焚きワークショップ」なども開催されます。
鑑賞料は入浴料と同じで、大人が430円、小学生が150円、小学生未満が60円。実行委員会は「鑑賞時にはぜひお風呂にお入りください」と呼び掛けています。