2015年も「祇園祭」のシーズンがやってきました。京都の中心部では、7月17日(金)と7月24日(金)に開催されるメインイベント「山鉾巡行」に向けた準備が進められています。せっかく祇園祭に出掛けるなら、少し足を延ばして、夏の京都をもっと楽しんでみませんか? 日程や巡行ルートなど祇園祭の基本情報に加え、今だから楽しめる観光スポットや、夏にぴったりのひんやりスイーツを紹介します。
■ 祇園祭の日程や巡行ルート、交通規制の状況をチェック
祇園祭最大の見どころである山鉾巡行。2014年からはかつての習わしを復活させて、7月17日の巡行を前祭(さきまつり)、7月24日の巡行を後祭(あとまつり)として2回に分けて実施されています。
<前祭・後祭の巡行ルートは?>
前祭では23基、後祭では10基の山鉾が巡行。前祭の巡行は7月17日午前9時に四条烏丸からスタートします。後祭のコースは逆回りで、7月24日午前9時30分に烏丸御池からスタートします。
<宵山の歩行者天国と露店は15日・16日のみ>
前祭の宵山行事の期間中、7月15日(水)と7月16日(木)の2日間のみ、歩行者天国や露店の出店が行われます。歩行者天国の時間帯は各日午後6時~午後11時です。
7月14日(火)と、後祭の宵山行事期間である7月21日(火)~7月23日(木)には、歩行者天国や露店の実施はありません
<市バス・地下鉄は臨時便が運行! 期間中の交通情報>
▽ http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150708000149
▽ http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000185899.html
京都市内の中心部では、7月25日(土)まで祇園祭に伴う交通規制が実施されています。京都市交通局は祇園祭の期間中、四条通りを運行する市バスの経路変更や、市バス・地下鉄の臨時増発などを実施しています。
<2014年から変わった祇園祭、見どころは?>
▽ 2014年の「祇園祭」はどう変わる? 山鉾巡行は2回、大船鉾は150年ぶりに復帰 - はてなニュース
山鉾巡行が2回に分けて実施されるようになったり、150年ぶりに「大船鉾」が巡行に復帰したりと、2014年から祇園祭は大きく変わりました。新しい祇園祭の見どころや楽しみ方については、こちらのエントリーもぜひ参考にしてみてください。
■ 夏の京都の納涼スポット「川床」を満喫
祇園祭以外にも、夏の京都ならではの観光スポットに出掛けてみませんか?
▽ 川床、祇園祭、五山の送り火――見どころ満載な夏の京都観光案内 - はてなニュース
▽ http://www.leafkyoto.net/special/1007_kawayuka02/
▽ 貴船の夏 川床 | 京都観光情報 KYOTOdesign
京都の夏の風物詩といえるのが、料理とともに涼しげな川の流れを楽しめる「川床」です。代表的なのは、鴨川で開催される「鴨川納涼床(ゆか)」や貴船で開催される「川床(かわどこ)」。本格的な料亭から焼肉店、バー、カフェまで、さまざまなジャンルのお店があるので、予算やシーンにあわせて楽しめそうです。
■ わらび餅に水ようかん、夏ならではのひんやりスイーツを堪能しよう
▽ 京都「わらび餅」の名店6つ 注文後に作る出来たて、老舗旅館が手掛ける味も - はてなニュース
▽ 夏に食べたい京都の和菓子 ひんやりおいしい6品 - はてなニュース
おやつタイムに、あっさり、つるんといただける上品な和のスイーツはいかがですか? これらの記事では、わらび餅、水ようかん、寒天など、夏の京都で食べたいおすすめスイーツを紹介しています。お土産にもぴったりです。
■ 「大 関ヶ原展」「ルーヴル美術館展」も開催中!
京都市内の博物館や美術館では、貴重な資料や作品を集めた注目の展覧会が開催されています。
▽ 400年前の戦の緊張を感じ、甲冑や日本刀も堪能できる「大 関ヶ原展」京都展に行ってきた - はてなニュース
祇園祭の開催エリアからほど近い京都文化博物館(京都市中京区)では、7月26日(日)まで「大 関ヶ原展」を開催。関ヶ原の戦いで実際に使用された甲冑や武器、貴重な資料などが日本各地から集められています。
▽ フェルメールの初来日作品も! 「ルーヴル美術館展」京都展で芸術に浸ってきた - はてなニュース
京都市美術館(京都市左京区)では、9月27日(日)まで「ルーヴル美術館展」が開催されています。テーマは、“人々の暮らしの様子”を描いた「風俗画」。初来日作品として、ヨハネス・フェルメールの「天文学者」も展示されています。
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