6月1日(水)に発売された雑誌『Pen』(CCCメディアハウス)6月15日号は、「ポンピドゥー・センターと作った、アートの教科書。」と題し、近現代アートをめぐる素朴な疑問を特集しています。パブロ・ピカソやマルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホルといった著名なアーティストの作品を例に、専門家がやさしく解説。近現代アートを楽しむ上で知っておきたい、新旧40人の重要アーティストも紹介しています。
▽ アートの教科書。 | Pen | Pen Online
同号では、フランス・パリにある総合文化施設「ポンピドゥー・センター(ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター)」のディレクターと学芸員が、近現代アートをめぐる素朴かつ率直な10の質問に回答しています。質問は「ピカソはすごいのですか? 天才ですか?」「デュシャンのトイレ、どこがアート?」「なぜウォーホルのスープ缶は、名作なの?」など、多くの人が一度は考えそうなものばかりです。
さらに「近現代美術史で知っておくべき 40人。」として、新旧問わず40人のアーティストを代表作とともにピックアップ。同号の表紙を飾るアンリ・マティスから話題の現代アーティストまで幅広く取り上げており、草間彌生さんや杉本博司さんといった日本人アーティストも紹介しています。
2017年に創設40周年を迎えるポンピドゥー・センターの歴史や、東京都美術館(東京都台東区)で6月11日(土)から開催される「ポンピドゥー・センター傑作展」の紹介もあり、「ポンピドゥー・センターとまるごと一冊コラボレーションした贅沢なアートの大特集」になっているそう。価格は700円(税込)です。