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関ヶ原の戦いで使われた“実物”を展示する「大 関ヶ原展」 京都で6月から



大関ヶ原展

徳川家康没後400年記念 大 関ヶ原展 | 京都府京都文化博物館

同展は、1600年9月15日に起こった関ヶ原の戦いの始まりからその後までを、実際に使われた武具や古文書、絵画などを通して紹介します。3月から4月にかけて東京・江戸東京博物館で開催され、8月には福岡市美術館に巡回します。京都会場では、德川記念財団が所蔵する茶入れ「唐物肩衝茶入 銘 初花 大名物」や、京都・知恩院に安置されている重要文化財「木造徳川家康坐像」が特別に展示されます。

切るまねをするだけで骨まで砕けるとの逸話があり、刀剣乱舞のキャラクターにもなっている日本刀「骨喰藤四郎」など、京都展で展示が終了するものも。会期は前期と後期に分かれており、一部の作品はどちらかの期間でのみ展示されます。

ほかには、関ヶ原の地形を再現したジオラマに天候の変化や武将の動きを投影することで、関ヶ原の戦いを再現する「ジオラマ・プロジェクションマッピング」や、当時使われていた甲冑のレプリカを着用できるイベントも。音声ガイドではタレントの杏さんがナビゲーターを務め、声優の中田譲治さんと竹本英史さんが武将役を担当します。

入場料は一般が1,400円、大学生・高校生が1,000円、中学生・小学生が600円です。前売り券はそれぞれ一般料金から200円引き。前期展示は6月2日(火)~6月28日(日)、後期展示は6月30日(火)~7月26日(日)。開場時間は午前10時~午後6時(金曜日は午後7時30分まで)です。

文: 文月聡

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