ふんわりとした食感で豚肉や魚介のうまみが味わえる大阪風お好み焼きと、キャベツ、中華麺、豚肉などたっぷりの具材が重なった広島風お好み焼き。どちらも甲乙付け難いおいしさですよね。大阪と広島、両方の“本場のプロ”が教える、お好み焼きの作り方を紹介します。家庭で再現するのが難しそうな広島風お好み焼きも、フライパンを使えば簡単に作れますよ!
■ 大阪風お好み焼きは“エエ加減に”混ぜよう
ふんわりおいしい大阪風お好み焼きを作るには、混ぜ方にポイントがあるようです。
<大阪出身のプロが教える“正統派豚玉”レシピ>
大阪出身の料理研究家・土井善晴さんが教えるお好み焼きレシピがこちら。大和いもは皮ごとすりおろす、小麦粉の量は控えめにする、生地はさっくり“エエ加減に”混ぜるといった、おいしく作るための技が詰まっています。豚肉はロースを使い、生地の間にはさんで蒸し焼きに。生地をひっくり返す際は、ためらわず、思い切ってやりましょう。
<関西では切り方にもこだわりが?>
▽ 和風総本家 | 最高に美味しいお好み焼きの作り方 | TVO テレビ大阪
はてなブックマークでたびたび話題になるのが、“お好み焼きの切り方”についてのエントリー。一般的に、関東ではピザのように「放射状」に切る派が、関西では「格子状」に切る派が多いといわれているそうです。放射状の方が、人数分均等に分けやすいという声も。一方で「コテ」を使って食べることが多い関西では、格子状の方が食べやすいという利点があるようです。
■ 広島風お好み焼き、初心者でもうまく作るコツ
広島風お好み焼きの主役は、キャベツや中華麺をはじめとするたっぷりの具材。生地はあくまで薄く、少なめに使います。
<お店に学ぶプロの技>
▽ http://homepage2.nifty.com/f-pageh/hiro/oko3/okonomi3.html
上記のエントリーでは、プロが広島風お好み焼きを作る様子を、写真付きで紹介しています。鉄板に生地を薄くのばしたあと、山盛りの千切りキャベツ、天かす、豚肉などの具材を順番にのせていきます。生地が少し焼けたところでひっくり返し、形を整えながらじっくり蒸らしましょう。ほぐした中華麺、卵を加えてひっくり返し、ソースを塗って青のりなどをトッピングすれば完成です。
<山盛りのキャベツ、うまくひっくり返すには?>
「具材が多くて、作るのが難しそう」という人には、上記のエントリーもおすすめです。生地を薄くのばすコツや、ひっくり返す際に失敗しないポイント、中華麺の選び方などを詳しく解説しています。
<フライパンなら、ひっくり返すテクニック不要!>
▽ 簡単手軽★フライパンで広島風お好み焼き by ぽぽたんこぶ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが320万品
フライパンと電子レンジを活用したレシピなら、初心者でも簡単に作ることができます。キャベツの千切りやもやし、中華麺はあらかじめ電子レンジで加熱しておきましょう。フライパンで焼いた生地の上に順番に具材を重ねたら、フライパンの直径よりも大きいお皿を被せてひっくり返します。ソースを塗り、青のりやかつお節などをかければ出来上がり。中華麺の代わりにうどんを使ってもいいそうです。
Title Photo by Jeremy Keith