美術出版社が刊行する芸術雑誌『美術手帖』2014年12月号で、ボーイズラブ(BL)が特集されます。マンガ家へのインタビューや、マンガ情報誌『ぱふ』の元編集者を招いた対談などを通して、BL作品の「表現」に迫るとのこと。発売は11月17日(月)です。
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▽ 【美術手帖12月号_BL特集】みなさま、突然ですがボーイズラブはお好きですか? 来月、11月17日発売の美術手帖12月号は... / 美術手帖(@BIJUTSUTECHO)さん | Twitter
BL特集の表紙と収録マンガは、「同級生」シリーズなどを手掛けたマンガ家・中村明日美子さんによる描き下ろしです。マンガ家へのインタビューには、BLという言葉もまだなかった黎明(れいめい)期から活動を続けているというマンガ家・こだか和麻さんが登場。同誌のTwitter(@BIJUTSUTECHO)によると、こだかさんの作品『絆』『腐った教師の方程式』にまつわる“伝説的”なエピソードや、どのようにマンガを描いているかなどの話を聞いたそうです。
このほか、菓子研究家・福田里香さん、BLの歴史に詳しい『ぱふ』の元編集者・山本文子さん、BLや同人誌の研究家・金田淳子さんの3人による座談会を収録。BLの歴史も掲載されます。金子さんはTwitter(@kaneda_junko)で「90年代をリードしたあの方、00年代をリードしたあの方、この数年の超新星のあの方のインタビュー&イラストも収録!!」と内容について触れています。
▽ そうなんですすでに情報解禁してるっぽいので書きますが、あの『美術手帖』さんでついに!「国宝」の後の号で!! ボーイズラブ特集です!!!... / 新しき金田淳子(@kaneda_junko)さん | Twitter